夏の暑さに参りながら

あまりに早かった梅雨明け宣言を受けて、私達はキャンプに向かうことに
予報は前々日までは雨、前日には晴れの予報
もう既に気温は夏本番といったところ
電気代やガス代などライフラインの料金まで上がり
エアコンを付けるのも渋るそんな中、暑さを避けるように
福島県の中でキャンプ場を”なっぷ”で探していた際に見つけた
キャンプ場
木陰が多い林間キャンプ場で、サイトは砂利が敷かれており、突発の雨でも対応できる
そんなキャンプ場
熱がこもり居るだけで汗をかいてしまう車内、荷物の積み込みを終える頃には汗だくに
こまめに水分補給を行いながら、キャンプ場へと出発
ACNあぶくまキャンプランド
福島県小野町にあるキャンプ場
自然豊かな環境で、クラフト教室などのお子様も楽しめるイベントを多く行っている
炊事場、トイレ完備
受付に行くと、本日は私達を含め2組だけなのでということで
広めのサイトをお借りすることが出来た
やはり平日のキャンプは人が少なくていい
かなり手慣れてきた、Theテントを組み立てる

設営にかかる時間は、最初の頃に比べれば大分少なくなった
しかし、キレイにピンと張るとなると話は別で
今日も今日とてしわくちゃになってしまうアウターを見て少しげんなり
深緑に染まる木々の間から漏れる光を受けながら、設営を終える

相変わらず、レイアウトはぐちゃぐちゃで
早いところレイアウトをすっきりできるように色々と考えなきゃなぁ

木漏れ日が本当にいい感じで差し込んでいて
緑が日光を受けてキラキラと光るような様をじーっと眺める

設営後の1杯
森林香を炊いて、虫よけをしながら
緑を楽しむ
順調に増えてきたDODのギア、SNSを覗いていると賛否両論沢山の意見があるが
私は私らしいキャンプをしていこうと思う
流されず、自分が楽しいように
それはさておき
今回の夏キャンプ
新しく導入したギアが1つ

シロカ ポータブルコードレス扇風機
6段階の風力変更が可能で、風力3、4程で十分涼しく感じられる
3,4程であれば半日以上充電が持つ優れもの
付属にオイルコットンが着いており、ここにハッカ油を垂らして使用すれば
暑さ対策+虫よけにもなるという素晴らしい機能付き
国外のメーカーで比較的安価なものもいくつかあったのだが、相方さんから
”国内のほうが絶対安心だし安全でしょ”
と言われ、たしかにと購入に至った
木陰の中とは言え気温は30度を超えており、風がほとんど無く熱がこもる
そんな中に空気を送ってくれるこの扇風機がかなり大活躍
快適に過ごすことが出来た
のんびりと過ごし、1本目のお酒が終わる頃場内散策へ

まずは管理棟
右側に見えるのが入口ゲートとなっており、平日が人が少ない際の入場はここからで
繁忙期に関しては、もう一つ先に行った別の入口があるとのことでそこから入場するようだ
管理棟の中には、ガス缶や薪、炭と行ったキャンプ用品のほか
キャンプステッカーやTシャツ、シェラカップなどが販売されている


トイレと炊事場
トイレがある建物の横には、シャワー室や洗濯機が置いてあり
炊事場にはヤシの実洗剤、合成洗剤は使用不可なのでこちらを利用するようにとのことだ
その他にも、お子様用の小さな図書館やピザ窯などもおいてあり、ファミリーの方には
楽しめる施設が多く見受けられた
もう一組のキャンパーさんに帰りがけに挨拶をして、自分のサイトに戻る
ちょっとしたツマミを作りながら、お酒を飲む

豚バラとチーズ、大葉を合わせたものを餃子の皮で包んだお手軽なおつまみ
大葉の爽やかな味わいが、豚バラとチーズに良くあっていて、パリッとした餃子の皮がなんとも
お酒がすすんでしまう

自然の景色とお酒を堪能しつつ
薪割りを進めていく
カコンカコンと多喜火鉈を使ってバトニングをしていく…が
鉈の持ちて部分がかなりゆるくなって来ているのに気づく
思えば今までキャンプをしてきて一度も道具のメンテナンスをしたことがない
これは一度全体的なメンテナンスをする必要があるなぁ
そんな事を考えながら、まったりとした自由な時間を過ごす
焚き火を使った調理をする為、早めの焚き火

今回は、ファイヤースターターを使用して着火をしてみた
フェザースティックをいつもより多く用意し、着火用に麻紐をほどいたものを使用
ファイヤースターターをナイフで削り、粉を落としたあとで着火
おもっていた以上にうまく行った
着火剤やライターなどを使えばすぐに付けられる火も
”無駄”を楽しむように火をつけるのも
どちらも楽しい
いつも以上に気を配りながら火を育てていくのは、なんだか新鮮な気持ちにさせた

上を見上げれば
青々とした木々の葉が重なり合い
合間からは、少し曇り気味の空が見える
木たちに囲まれている
そう感じられるような空間が広がっていた
焚き火の前で、椅子に座りながら上を見上げる
そんな時間がちょっとの間続いた

夜が来る

料理も終え、焚き火を眺めながら談笑する時間だ
相方さんはこの時間が好きなようで
焚き火をしていると、椅子を引っ張りながら焚き火の前に位置どる
かくいう私も、焚き火を眺めて他愛もない話をするこの時間が好きだ
長年一緒に居ると、どうしてもお互い言い合うことが多くなる生活の中
こういった時間が大事になってくるのだろう
今日一日の出来事や、次回のキャンプで作りたいものや購入したいもの
そんな事を話しながら夜が更けていく
20時半頃
最後の薪を1本だけくべて
その薪に火がまわり、燃え尽きていく様を見届ける
この火が消えたら就寝
そうして、タオルケットと薄手の毛布に包まって眠りについた
朝

清々しいほどの晴れ
昨日よりも温度は高く、起きて間もないが汗がじわりと
撤収までの時間の虫よけのため、森林香に日をつけて朝の一服を済ませる
大自然の中吸う一本が中々に贅沢で、気持ちがいい
手回しのミルでも買って見ようかと思う最近だが
メンテナンスを必要とする道具をこれ以上増やすと、ただでさえ放置しがちなメンテナンスを
怠ってしまう気がするため迷う
朝は簡単にパンを食べて済ませたあと、徐々に片付けを始める
きれいなサイト、整備されたサイトで撤収をしていると
もう何ヶ月も放置されているであろう、ペグがいくつか出てきた
忘れていってしまったのか、故意的においていったのか
それは定かではないが、回収し管理人さんにお渡しする
利用する側と利用される側
どちらも尊重しあって利用すれば、嫌な思いをすることもないのにな
簡単なことのはずなのに、難しい
当たり前を当たり前のようにできるのがどれほど難しいのか考えさせられた

(相方さんにねだられ購入したツナヴェス 本当は私は作業着のほうがほしかった)
既に撤収を終えていたもう一組のキャンパーさん達が挨拶に来て
またどこかで、なんて
ああ、こういう交流も素晴らしいものだなぁ
少しげんなりしていた気分が晴れる
今回も考えさせられて、学んだいいキャンプだった
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