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初心者キャンパーがキャンプをするだけの日記ブログ
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二十数年ぶりのキャンプは、眠れぬ夜に【後編】

   

天神浜オートキャンプ場で迎える夕方

日中は日があたり気温としては丁度良かったが、日が落ちてくるにつれて

どんどん下がっていく



二十数年ぶりのキャンプは、眠れぬ夜に【後編】
友人の焚き火台、CAPTAIN STAGのヘキサステンレスカマドグリル



焚き火台で火をおこして暖を取りつつ

徐々に沈んでいく夕陽にただただ目を奪われていた




趣味らしい趣味もなく、心から楽しいと思えることなんて殆ど無い

言ってしまえば惰性で生きているようなものだ

虚無という言葉がお似合いだった私に、ここまで感動を与えてくれたキャンプ


二十数年ぶりのキャンプは、眠れぬ夜に【後編】


楽しい時間というのは、あっという間に過ぎる

少年時代の夏休みのような、あの時に感じていた感情を覚えた

気がつけば、太陽は完全に沈んで



夜が来る

二十数年ぶりのキャンプは、眠れぬ夜に【後編】


マイナスまでは行かなかったが、気温は一桁

焚き火の近くにいるにも関わらず、鼻水が止まらなかった笑

なにせ、初のキャンプ 何もわからずに臨んだもので…

それすら楽しんでいましたが笑


二十数年ぶりのキャンプは、眠れぬ夜に【後編】

友人が作ってくれている、ボルシチ

ボルシチなんていうお洒落な食べ物は今まで食べたことが無かったが

寒い日の汁物というのは、無条件で美味しいわけで

外で食べているから2倍美味しいわけで

ダッチオーブンパンパンに入ったボルシチは勢いよく無くなっていった


二十数年ぶりのキャンプは、眠れぬ夜に【後編】

前日に仕込みを済ませた、私お手製餃子

風がすごかったので風防をつけたのですが、あまり良くないそうで
(反射熱で最悪ガス缶爆発だとか…)

そういう知識もこの当時は知らずでお恥ずかしい限り






夜ご飯を十分に堪能しながら、時間は過ぎ21時頃

そろそろ寝るかと、焚き火の処理や片付けを済ませテント内に






友人はコールマンのシュラフとCAPTAIN STAGのマット

もう一人は布団セットを自宅から持ってきており完全装備

対する私、兄から借りた3シーズン用シュラフとCAPTAIN STAGのマット

友人二人は早々に寝てしまったが、対する私はというと…








寒すぎる!死ぬ!







あまりの寒さに友人を叩き起こしホッカイロを貰い、足元、肩甲骨付近、首元に貼り少しでも暖めようと工夫

持ってきた防寒着を全て着て、重ねに重ねた格好で寝ようと試みるが全く寝付けず

CAPTAIN STAGのマットだけでは地面からくる冷気に耐えられずに下も寒く、シュラフ内も薄く暖かくない





その後友人を起こすのも忍びなく、私はシュラフの中で寒さに凍えながら時間がすぎるのを待った

スマホをいじりながらどうにか耐え忍んでいると、一人の友人がトイレに起きた

ただシュラフの中で包まっていてもしょうがない、私は友人と一緒にトイレに向かう事に





時刻はすでに午前2時

気温は3度ほどだっただろうか?手がかじかみ、吐く息は白かった

極力他の方のテントから離れた場所を通りながら、トイレに向かう

こんなことなら、毛布でも持ってくればよかったなぁ…、寝れないのは辛い

そんな事を考えながら、ふと空を見上げた



そこには、一面の星が散りばめられていて

あまりの景色に、足を止め空を見上げていた



唐突に止まった私に気づき友人が声をかけてきたので、私は黙って空を指す

友人もその景色に見惚れていたのだろう、黙って空を見上げた
(本当にキレイで、カメラを持ってきたいなかったことをひどく後悔しました)





その後トイレを済ませ、テントに戻る最中

恥を忍んで寒すぎて寝れない旨を友人に伝えると、ブランケットを貸してくれた



ありがとう友人…

ブランケットのおかげか、その後は途中途中起きながらも睡眠を取ることが出来た





朝が来ると、チェックアウト時間が迫っていたため

昨日の残り物を食べ撤収をした




─────これが私の二十数年ぶりにおこなった眠れぬ夜のキャンプ



きっとこれから先何十回何百回とキャンプをしても、私はこの日を忘れないだろう





沈んでいく夕陽を、満天の星空を、寒かった11月の夜を




ちなみに帰りに温泉行ってめちゃくちゃ温まりました







二十数年ぶりのキャンプは、眠れぬ夜に【後編】



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この記事へのコメント
はじめまして

私、キャンプはしたことがないのですが
温かいボルシチや餃子で体の中から暖まっても
持続はしないし、地面からの冷えって相当つらいでしょうね。
冷えすぎたら本当に生命にかかわるから
笑い事じゃないですよね。

こういうことを皆さん、経験して
「あれを持ってくれば良かったなぁ」って
少しづつ物が増えていくのかなぁと
思いながら読んでいました。

満天の星空を撮れなかったのは残念だけど
写真がなくてもつい読んでしまって
感情移入してしまう文章でした。
また読ませてくださいね (*´▽`*)

dekopondekopon
2022年06月13日 08:53
dekoponさん

初めまして、コメントありがとうございます!

そうなんです…、底冷えも酷くかなりしんどかったです(;_;)
最初寝袋に入った時に、あ、これやばいと感じまして…。非常に勉強になりました
そう言って頂けて励みになります( ´▽`)
これからも更新頑張ります(。ì _ í。)و
cannocanno
2022年06月13日 17:03
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